オーツくん by 木村マルミ

◆◆◆今回のスポット◆◆◆
寺 田 農 園
「好きやから百姓やってます」

 大畑(おばたけ)の田園風景のなかに広がるビニルハウス群。「てらだのうえん直売所」という看板が目を引きます。

 ここが、寺田さん親子3人(お父さんと姉弟)が運営している寺田農園。「好きやから百姓やってます」が、キャッチフレーズです。

 お父さんの清男(すがお)さんが、米や野菜、果物を中心に生産しています。
 娘の由美さんが、ハーブや花の苗木、また、ハーブを使ったクラフトを作っています。

 息子の昌史(まさふみ)さんは、水耕栽培の食材用ハーブを作っています。

 当サイトの通信部員でもある由美さん(40歳)に、話をうかがいました。
「カエルの子はカエル」

 寺田農園は、もともと、清男さんが、友人の絵本作家である加藤さんと始めました。

 野菜などを作って出荷するかたわら、イチゴの直売や農園でのイチゴ狩りなどを、行いました。

 由美さんは、最初は農業をするつもりはなく、学校を卒業したあと、30歳まで當麻町の職員(母校・白鳳中学校に勤務)でした。

 でも、「カエルの子はカエル」(由美さん)。農業への想いが募り、お父さんと同じ道へ進んだのでした。
寺田由美さん(レモングラスで作ったしめ縄を手に)
座右の銘は「あきらめない」

 こうして飛び込んだ農業の世界ですが、決して甘くはありません。

 最初に携わったハーブの苗木の販売は、当初はよく売れたものの、ブームが去ると売れなくなりました。

 そこで、花の苗木も扱い始めました。どれもこれも、一から勉強です。毎年同じものは売れません。

 また、ホームセンターには、値段では太刀打ちできません。他店にはない良い花を仕入れ続けていかなければいけません。「あきらめてしまっては、それまで」。

 次々と、新しい花を仕入れては、まず自分で育てて研究し、納得できた上で、販売用の花の栽培に取りかかります。
「商品に心を添える」。「私自身も商品」だから
 「自分で作ったものは、できるだけ自分で売りたいんです」。由美さんは、そう力を込めます。他人に委託した商品を粗末に扱われたことが思い出されます。

 「それは(商品に)気持ちが入っていない証拠」。由美さんは、農園の商品一つ一つに心を込めています。

 ハーブを使ったクラフトも、寺田農園の主力商品。こちらも、一つのクラフトが作品として完成するまで試行錯誤の連続。

 作ってはやり直し、人の考えを取り入れてはやり直す・・・。一つの作品ができあがるまで、試作品の山ができるそうです。
今日も新しい作品にチャレンジ中。
★由美さんが手塩にかけたクラフトたちを紹介します。★
軍足で作った動物たちです。目と鼻はココナッツボタン。かわいいでしょ♪
香る犬ね
1,300円(税込)
耳のたれ具合がポイント
香るゾウ
1,500円(税込)
鼻の模様が自慢なの
香るでごザル
2,000円(税込)
おどけた感じがグー。

■寺田農園  葛城市大畑(おばたけ)53

 火曜日定休(今年の8月中は、ハウスが高温になるため休み)

 電話・FAX 0745-48-7755
 ホームページ http://hanayumichan.web.fc2.com/index.html


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