オーツくん by 木村マルミ
 四季折々の風が通い、重ね来た星霜のなかを、人と文化が通ってきた私たちの葛城。
 この地に住まう私たちが、今の一瞬を切り取り、葛城の薫りを次の世代に受け継いでいきたいと願います。

 皆さんのご寄稿をお待ちしています。
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2008年11月17日 公園の秋 ◆二上山ふるさと公園
[File No.014]
 秋晴れの下(もと)、新在家(しんざいけ)の「二上山ふるさと公園」を訪れました。
 456段の石段をのぼり、展望台から見下ろす秋景色は、すばらしいものです。展望台への道は、石段のほかに、らくらくコースもあり、かるい山道ハイキングが楽しめます。
 芝生公園では、おもちゃ館のからくり時計がくるりと回転し、音楽をかなでてくれました。ほかにも、水車小屋、わんぱく広場、ハーブ園と、楽しい施設が充実しています。
 ふるさと公園では、四季折々の花、虫、鳥など、自然とのふれあいが満喫できます。
2008年10月30日 柿実る御霊木 ◆現徳寺の松柿
[File No.013]
 現徳寺(げんとくじ)(南今市)の柿の木が、今年も実を結びました。
 この木は、文明18(1486)年、蓮如上人(れんにょしょうにん)が、現徳寺に逗留(とうりゅう)された時、境内にあった松の木を台木(だいぎ)に、柿の小枝をお接ぎになったものといわれています。
 「松の木膚(きはだ)に柿の木」という珍しい御霊木で、奈良県の保護樹木に指定されています。
2008年10月14日【豆の名月
[File No.012]
 9月半ばの中秋の名月(芋の名月)は、ここ数年、猛暑の名残で、夜の気温も、なかなか下がってはくれません。
 葛城市新町の西家昭代(さいか あきよ)さんのご自宅では、恒例の「観月会」が催され、参加者は、ひと月遅れの「豆の名月」を楽しみました。
 日暮れとともに灯された明かりが、あたりをかすかに揺らし、立礼(りゅうれい)による、お作法で、一服の茶がふるまわれました。
 (写真提供: 前田恭利さん)
2008年10月4日【爽秋(そうしゅう)
[File No.011]
 初旬の長雨のころを過ぎると、清く爽やかに澄み切った秋の日が続くようになります。
 空の高さや頬をなでる涼風に、秋の深まりを覚える候(こう)です。
 この日、葛城市内の小学校で一斉に運動会が開催されました。うろこ雲が泳ぐ碧空(あおぞら)に、子ども達の元気な声が響き渡りました。
2008年9月23日【秋分】 曼珠沙華(まんじゅしゃげ)
[File No.010]
 秋の彼岸の頃、曼珠沙華の花は、葛城の田園を燃えるような真紅(しんく)に彩り、彼岸が過ぎると同時に、一斉に消えうせてゆきます。
 葛城が生んだ歌人・前川佐美雄(さみお)も、この花にちなんだ歌をいくつか詠んでいます。

    曼珠沙華赤赤と咲けばむかしよりこの道のなぜか墓につづくも

    送りくるる小法師が照らす灯あかりに茎青かりき夜の曼珠沙華
2008年9月15日【仲秋】
[File No.009]
 早稲(わせ)が黄金色の頭を垂れ、刈り入れの時を待っています。
 そばで番人を務めるのは、なんともユーモラスな案山子(かかし)たち。こう穏やかな顔では、鳥を追い払うのは難しいかもしれません。
 案山子は、豊穣を祈って田の神を迎える「依代(よりしろ)」でもあります。なるほど、大畑の田の神はたわわに実った稲穂を眺め、今年の豊作を喜んでくれているようです。
2008年9月7日【白露】
[File No.008]
 「ゲリラ雨」なる局所的な集中豪雨が、日本各地を襲っています。
 暦の上では、8月の「二百十日(にひゃくとおか)を過ぎ、「白露(はくろ)」を迎えると、これからがいよいよ本格的な台風シーズンとなります。
 早朝、大気の温度が下がって、萩(はぎ)の葉に水晶玉のような露を結びました。仲秋(ちゅうしゅう)の初めに置かれた「白露」はいかにも美しい言葉です。
 露が繁くなるにつれ、秋も次第に深まってゆきます。

奈良・葛城市きてみてネット事務局  代表 吉村 始
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