オーツくん by 木村マルミ
今回のメニュー
突き大根 どやもち
 昔から、地元ならではの季節の食材を使い、地元ならではの調理法で伝えられてきた郷土料理。私たちの先祖が、無駄なくおいしく料理する工夫を重ね育んだ、知恵の結晶といっても言い過ぎではありません。

 「かつらぎの郷土料理」では、そんな郷土料理や、子どものころに味わった懐かしい味を訪ねて、材料やレシピを紹介していきます。

 「あら、今でも食べてますよ」「うんうん、そういえば小さいころに食べたわ」

 感想はそれぞれでしょう。紹介してくださるお母さん、おばあちゃん方には、郷土料理が伝統的な食文化であるという誇りを、そして読んでくれた方には次世代へ伝えていくことの大切さを少し感じてもらえるとうれしく思います。


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突き大根

昔から田舎料理の代表。簡単で栄養のバランスもよくて。夕食のおかずにもう一品ほしいという時にぴったりです。熱々もいけますが、冷めてもおいしいですよ。
【材料】

4人前
 大根・・・・・・・1本
 人参・・・・・・・1本
 油揚げ・・・・・・1〜2枚
 ネギ・・・・・・・適宜
 油、醤油、だしの素、砂糖・・・・適宜
【つくり方】
大根と人参を突きます(千切りにします)。突き大根用の市販のおろし金を使うと便利です。
油抜きした油揚げを細切りにします。
深鍋に油少々を入れ、大根・人参を入れて炒めます。水が出たら油揚げを加えて、さらに炒めます。
だしの素を加えて、さらに炒めます。好みで醤油・砂糖で味を整えます。
火を止める寸前に、小口切りにしたネギを加えます。


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どやもち

「どや餅」は、昭和のはじめの、食べ物がなかった時代のご馳走です。小芋の収穫時に小さな小芋を集めて、米を一緒に混ぜてお餅を作りました。近隣の高取町にも同じ呼び名の「どや餅」という伝統食があるようですが、こちらは餅米に白米を混ぜて搗きます。私達のふるさとで言う「小米餅」と同じような感じでしょうか。
【材料】  米3合に対し、小芋(中ぐらい)を10〜13個、水加減は米3合分と同量
 あんこ、きな粉適量
【つくり方】


皮をむいた小芋を四つ割りにして、白米と一緒に炊き上げます。

炊き上がったら、大き目のすり鉢に移して、すりこ木でつぶしていきます。


鉢をしっかり固定して、ごはんと小芋がよく混ざるように、さらに練っていきます。


手水をつけながら、適度な大きさの俵形に取り分けます。


形を整えて、お皿に並べていきます。


冷えないうちに、きな粉または、つぶあんを一つずつ丁寧にまぶします。器に盛りつけて完成。


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