オーツくん by 木村マルミ
今回のメニュー
はげっしょ餅
 昔から、地元ならではの季節の食材を使い、地元ならではの調理法で伝えられてきた郷土料理。
 私たちの先祖が、無駄なくおいしく料理する工夫を重ね育んだ、知恵の結晶です。

 「かつらぎの郷土料理」では、子どものころに味わった懐かしい味を訪ねて、材料やレシピを紹介していきます。

 ◆ 今回は、かつらぎ食文化研究会に
 ◆ ご協力いただきました


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はげっしょ餅

 小麦粉と餅米でつくる、はげっしょ餅(小麦餅)は、田植えが終わったあとの農家で作られました。
 「はげっしょ」とは半夏生(はんげしょう)〈毎年7月2日頃/七十二候の一つ〉が訛ったもの。
 食べ物が腐りやすい、この季節に、保存が利くのが特長です。

【材料】

35人前
 小麦・・・・・・一升(しょう)
 餅米・・・・・・・一升
 きな粉・・・・・・200g
 水・・・・・・・・500g ほかに、差し水が少々
 砂糖・・・・適宜
           ※ 1升=約1.8リットル 【お米ならば1.5kgの重さ】
【つくり方】


小麦(水洗いしたもの)と餅米(一晩、水につけたもの)を、蒸し器に入れ、水500グラムを加えます。


フタをして、40分間蒸します。
昔は、蒸籠(せいろ)で蒸しました。
今は電気餅つき器があるから、便利ですね。


蒸し上がりました。香ばしい匂いが立ちこめます


熱いうちに、手早く混ぜ合わせます。くっつかないように、頻繁に差し水をします。


だんだんと餅らしくなってきました。
つき具合を見極めるのは熟練の勘。
麦の粒々感が残るぐらいが、ベスト。


丸めるために、たらいに移します。
このまま濡れたフキンをかぶせておけば、数日間、保存が可能です。

昔は、陶器の鉢に入れ、上から濡れブキンをかぶせて保存しました。


固くなれば、水を混ぜると柔らかくなります。


一口サイズに丸めていきます。


まだ熱い餅を適当な大きさにパッパッとちぎっていく早技に、思わず見とれてしまいます。

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まんべんなくきな粉をまぶしていきます。

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形を整えてお皿に盛ります。

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食べる直前に、上からさらにきな粉をかけてもOK!


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