オーツくん by 木村マルミ
今回の市民
ボランティアふたば会の皆さん
ふたば会自慢の「まごころ弁当」をつくり終えて
はい、チ〜ズ! (葛城市健康福祉センター)
「まごころ弁当」の表紙作りをする皆さん。
260人分というから、半端な数ではありません。
 葛城市のボランティア団体の中でも、長い歴史と、参加人数の多さを誇るのが、「ボランティアふたば会」です。

 葛城市内の、35歳から84歳まで、155名の女性が参加しています。

 活動内容は、多岐にわたっています。

 下で紹介する「まごころ弁当」の配食サービスのほか、市内の老人ホームへの慰問、ふれあい作業所のイベント補助、「葛城市健康ふれあいまつり」でのお茶の接待なども行っています。


 ふたば会の歴史 

 ふたば会は、1976(昭和51)年に10名ほどで結成されました。

 ふたば会は、地域のお年寄りへのデイサービスや、公的施設(公園のトイレ)の掃除、公園の草引きなどの活動を始めました。
 「当初は、会長の自宅でおはぎなどを作り、お年寄りの家へ配達しました」と語る、生野弘子さん。
 生野さんは、先代の会長です。

 「介護保険制度ができてからは、デイサービスはなくなりましたが、活動の主旨に賛同してくれる会員は増えていく一方です。
 今では、市内の主な施設へ月1回の慰問も行っています」

 長い期間を通じて活動してこられた生野さんは、高齢者の一人暮らしが増えてきたことを切実に感じているそうです。
絵筆をふるう皆さん。 筆遣いも手だれの二刀流で、1枚1枚に心を込めます。
10月の表紙絵。栄養士による栄養表示も明記されています。

 まごころ弁当 

 現在、ふたば会は、葛城市全域の一人暮らしの高齢者へ、「まごころ弁当」の配食サービスを行っています。

 郷土の料理を食べてもらいたいという思いと共に、地場食材の消費を図る(「地産地消」)ことを目的としています。

 社会福祉協議会と連携し、一人暮らしの方を基本に65歳以上の要介護認定者や、高齢の夫婦世帯へ、月に約260食を2回に分けて配布しています。

 「絵手紙の藤井かほる先生に、お弁当のおもて表紙の絵手本を描いていただき、それに、メンバーが1枚1枚、手書きで彩色しています。

 季節の絵と言葉が描かれた表紙を、楽しみにしている方がたくさんおられますよ」と会長の橋本侑子(ゆうこ)さん。

 まごころ弁当を作る前日に、おもて表紙の制作を行います。

 弁当の材料は近隣の収穫野菜(会員の持ち寄り、農家の寄贈)で賄われています。

 「これだけの人達が活動に賛同して集まり、無償で頑張ってくれています。

 高齢者の方々からいただく感謝の言葉が、何よりの支えなんです」。
現在の会長
橋本侑子さん
 これからも、ご活躍を! 

 会員に若い人たちが加わり、将来的に後継者の心配がないのは喜ばしいことです。
 施設の慰問では、若いメンバーによるフラダンスの披露もあり、これからの時代を反映するような活躍ぶりです。

 ふたば会の皆さん、今後も、地道で、心温まる活動を期待しています。


まごころ弁当
◆10月の献立◆
とりササミの大葉揚げ、 (フルーツ)柿
こいも・かんぴょう・しいたけ・こんにゃく・人参・色板三度豆の炊き合わせ
キュウリ・わかめ・チリメンジャコの酢の物

前日準備
お昼の賄い料理も、弁当の研究につながっています。
下ごしらえを済ませておきます。
配食当日は、朝から大忙しです。

配食当日
ずらり並んだ食材。
おかずが全品そろいました。
さあ、折り箱に詰めていきますよ。
無駄のない連携がみごと。
テーブルの上に、ずらりと並んだ
お弁当。圧巻です。
おもて表紙をかけて完成!
弁当は、地域の民生委員などの手で、お年寄りのお宅に届けられます。
■ボランティアふたば会

・ 問い合わせ: 0745−48−3373 (葛城市社会福祉協議会)


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