オーツくん by 木村マルミ
今回の市民
すもう じんく
けはや 相撲甚句 会の皆さん
土俵を舞台に公開練習(葛城市相撲館「けはや座」)
けはや相撲甚句会は、毎月第一
日曜日、「けはや座」にて公開練習
 「相撲甚句」をご存じですか?

 独特の節回しで唄い上げる七五調の相撲甚句は、実に自由で、諧謔味(かいぎゃくみ)に富んでいます。

 歌い手がアドリブで作詞したり、民謡などから好きな歌詞を充てながら唄い継がれてきたものも多いそうです。

 きてみてスタッフ、今回は「けはや相撲甚句会」の公開練習にお邪魔しました。
♪守れ相撲を 開祖の里よ むかし大和の この地にて

 當麻の蹶速
(たいまのけはや)の豪言に・・・(中略)日本の国技の発祥地・・・

 1990(平成2)年、葛城市相撲館「けはや座」がオープン。

 それを祝って作詞された甚句が、土俵上に響き渡ります。

「ア〜 どすこい、どすこい」
相撲の開祖、當麻蹶速の墓と伝えられる
「蹶速塚」(葛城市相撲館北側)
まくら唄に続き本唄を披露する
吉村元延(もとのぶ)会長
 合いの手、拍子木(ひょうしぎ)、そして朗々と唄いあげる声とが、うまくバランスがとれて、耳に心地よく感じられます。
 どこか郷愁を誘うような節回しです。

 けはや相撲甚句会の皆さんは、甚句の解説から始めて、次から次へと持ち前の唄を披露してくれます。

 當麻の名所を連ね、紹介した「ご当地甚句」、美しい言葉遊びの「○○づくし」、人生の応援歌など、バリエーション豊かな展開に、思わず引き込まれてしまいます。

      ◆    ◆    ◆

 けはや相撲甚句会が誕生したのは、2005(平成17)年2月。奈良県初の相撲甚句会として産声を上げたのです。

 今では、日本相撲甚句会に所属し、年1回の全国大会、各種地区大会に参加。他地域の団体とも交流を図っています。

 また、イベント参加、老人ホームへの訪問、結婚式の先導・祝いなど多方面に活動を広げています。
 現在の会長は、吉村元延(もとのぶ)さん。

 吉村会長は、定年を目前に何か新しいことを始めたいと、甚句会発足時の募集に応募しました。

 けはや相撲甚句会の皆さんは、甚句教室師範代(しはんだい)に指導を受ける一方で、余暇を利用し、自主練習を重ねてきました。
甚句に聴き入る、きてみてスタッフ

飛び込み参加の石川さん(疋田)が
相撲甚句に挑戦
 「平均年齢67歳。全国組織の甚句会の平均70歳以上よりは若いのですが、やはり後継者不足が課題であることに変わりありません」と、吉村会長。

 「この活動を通じて、若い人達に甚句のすばらしさを知ってもらい、引き継いでもらいたいとの思いが、日に日に募ってきました。

 そこで毎月第一日曜日を「相撲甚句の日」とし、『けはや座』での一般公開練習を始めたのです」。
 公開練習は、2008(平成20)年の7月から始まりました。

 相撲甚句についての軽妙な解説、観客の飛び入り参加と、魅力的なものとなっています。

 土俵を舞台に相撲甚句の公開練習が聴けるのは、全国的にも葛城市相撲館「けはや座」だけ。

 葛城市民の皆さんも、近隣の方も、ぜひ「けはや座」へ足を運んでみてください。
バリエーションに富む甚句を
次々と披露

見事なのどと、息の合った掛け声を堪能
 これからも「けはや座」の土俵に、けはや相撲甚句会の歌が高らかに響き続けます。

♪・・・またのご縁があったなら 再び当地に参ります

その時やこれに勝りしご贔屓を どうかひとえにヨ〜ホホイ

ア〜ア 願いますヨ〜


 甚句会の皆さん、きてみてネットも、どうぞご贔屓(ひいき)のほどを。

ア〜 どすこい、どすこい
■ けはや相撲甚句会

・ 問い合わせ: 吉村元延(もとのぶ)  葛城市疋田365−2
・ 問い合わせ: 0745-69−2091

・ 公式ブログ: http://blogs.yahoo.co.jp/katsuragijinku


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